Future Cinemaのカサブランカの続きです。
真っ暗な通路を通り抜けるとそこには…
じゃーん!
広大なスペースに高い天井、そしてジャズを演奏する生バンド。
モロッカンハットをかぶったウェイターたちに、お客たちはみんなタキシードやドレスアップをした人たち…。
私の興奮は最高潮に!!
まさに映画の中のリックのアメリカン・カフェそのもの。
じつはこのTroxy Theatre、30年代にシネマとして建てられたのです。
まさに映画の時代の建物!
大きな円卓に通されるので、相席となりますが、
そこで出会った人たちとおしゃべりしたり…。
本当に、カフェに来たように、みんな飲んだり、おしゃべりしたり。
ユーロピアンなカフェスタイルですが、もちろんところどころにモロッカンなインテリア。
映画に出てくるBlue Parrotもあります。
なんと、ここでサーブされる料理は、有名なレストランMoritoからのサーブ!
Exmouth MarketにあるMoroと、その隣にあるMoritoは、
スペインを中心とするヨーロピアン料理、レバノンを中心とする地中海料理のミックススタイル。
モロッコにあるカサブランカなので、やっぱりチキンタジンとクスクス!
おいしかった~!
そのとき、怪しい人が現れてお金を置いていきました… 20フラン。
なんとこのお金、カジノで遊ぶためのお金。
普段はなかなか出来ないことでも、自分の金じゃないのならいくらでも!(笑)
勝っても現金には換えられないけど、メゾン・ドゥ・ショコラからささやかなプレゼントが。
ドリンクとおしゃべりに興じていると、舞台ではショーが始まります。
ダンサーやソロ・ミュージシャンが入れ替わり立ち代り。
写真でピアノを弾いているのはもちろん、黒人ピアニストのサム!
彼のように、映画の登場人物がカフェを歩き回っています。
映画の世界に引き入れるためのちょっとした寸劇があったり…。
彼女はバーグマン演じたイルザ。
「同時に二人の男の人を愛したことがある?」と悩み相談に。
彼女のほかにも、警察たちが徘徊してちょっとした捕り物劇を見せたり、
イルザの夫、ラズロが会場の片隅でレジスタンスの会合をしていたり。
他にも、警察たちが「シングルの人いる?」とたずねまわって、
他のシングルで恋人募集中の人と引き合わせる、なんてことも!
楽しいことがあちらこちらでおこっていました。
この入場から寸劇、ショーなどの時間があまりにも長いので、
もしかしたら映画は見ないの? と思ったのだけれど、
入場から2時間後にようやく映画スタート。
久しぶりに見る「カサブランカ」。
イングリッド・バーグマンの美しさに再度感心。
とはいっても、別にバーグマン好きでもないし、この映画自体に特別な思い入れもないけれど、
このイベントはとにかく雰囲気を楽しむもの。
特にヴィンテージ好き、40年代好きの方にお勧めです!
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ロンドンのセントラルで、ピラティスを教えています。くわしくはこちら。
*london memo*
What to See
Future Cinema
http://www.futurecinema.co.uk/index.html
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